グリーンコープ生活協同組合ふくおか 宗像支部様 カーボンニュートラル推進を目指し、
新センターで完全EV化を実現

 
日野デュトロ Z EVおよびダイヘン製 天吊り型充電器

導入の背景
グリーンコープ様では、2027年のカーボンニュートラル実現に向けて、配送トラック890台を全てEVに切り替える計画を進めています。充電には「グリーンコープでんき」を使用。さらに、ドライバーに優しい設計のトラックを導入し、EMSを利用した充電管理システムで効率的な運行を目指しています。

EV導入には充電インフラが必要不可欠となりますが、設置場所や電力管理面で課題がございます。

設置場所の最適化が必要
既設電気設備の設置場所を考慮した充電器等のレイアウト・積荷作業と充電作業を両立させるため、複数台のEV用充電器を限られたスペースに設置しなければなりませんでした。

EV充電計画の最適化が必要
複数台のEVを導入した場合、拠点のピーク電力が増加し電気料金が増加する虞があるため、複数台のEV充電を制御するエネルギーマネジメントの仕組みが必要となります。さらに、一日の走行に必要な充電量を確保しなければ稼働に影響がでることから、稼働と充電を両立するEV充電計画の最適化が必要でした。

主なご支援内容
その課題を一気に解決したのが「エモプラっと」でした。「エモプラっと」は商用EVおよび付帯設備の導入コンサルティングサービス、充電器周辺設備の設置、商用EV稼働マネジメントシステム「エモ助」をパッケージ化するものです。

配備されたEV
ダイヘン製 天吊り型充電器
ダイヘン製 自立型充電器

天吊式充電を採用
荷物の積み込み作業性を損なわない手法として、グリーンコープさまでは初めて、天吊式充電器を採用いただきました。普段は天井にケーブルが収納されており、必要な時にケーブルを降ろして充電することで、作業性を損なわずに充電が可能となりました。さらには、ケーブルが上部に収納されていることで、躓き等の雑災害の防止が図れました。

最適なエネルギーマネジメントをマルチベンダーで実現
商用EV稼働マネジメントシステム「エモ助」の導入により、走行計画に基づく最適な充電計画や、車両の電池残量や状況を把握できるダッシュボードなど、日々の商用EVの稼働をサポート致しました。

導入後の成果
2025年1月20日より新センターで運用を開始されております。
環境面はさることながら、拠点ピーク電力の抑制にも効果が表れております。

担当者コメント
CUBE-LINX カスタマーソリューション部 マネージャー
飛田 直樹

この度、宗像支部さまの充電インフラ設備他導入を担当させていただきました。

ドライバー様・管理者様にとって、使い勝手のよい充電インフラの構築とシステム導入を心掛け、対応させていただきました。今後もグリーンコープ様のカーボンニュートラルの実現に向け、より良いパートナーとなるべく全力を尽くして参ります。

お客様プロフィール

グリーンコープ生活協同組合ふくおか

本部所在地
福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目5−1
URL
https://www.greencoop.or.jp/area/fukuoka/