グリーンコープ生活協同組合おおいた 大分東センター様 カーボンニュートラル実現に向け、
大分東センターを基点に配送トラック・営業車のEV集中配備

 
配備された日野 デュトロ Z EV

導入の背景
グリーンコープさまでは、カーボンニュートラルに向けた一連の取り組みを「OUR GREEN」と名付け、取り組みが本格化。目標として「2027年迄にグリーンコープが事業で排出する温室効果ガス・ゼロ」を掲げており、主な取り組みとしては「全車両の電気自動車(EV)化」、「二酸化炭素を排出しない電気の利用推進」「国産品の充実による、輸送時に発生する温室効果ガスの削減」「リユース・リサイクルの推進」がございます。EV導入には充電インフラが必要不可欠となりますが、設置場所や電力管理面で課題がございます。

設置場所の最適化が必要
既存の受電設備の設置場所を考慮しつつ、複数台の EV 用充電器を限られたスペースに設置する必要がありました。中でも、「積荷作業に用いる集配カート(カーゴ車)」と「EV用充電器」を干渉なく使用する課題があり、充電器本体の設置高さや、充電ガンのホルダーの位置や向き、など細かい調整・工夫が求められました。

EV充電計画の最適化が必要
複数台のEV車両を導入した場合、拠点のピーク電力が増加し電気料金が増加する虞があるため、複数台のEV充電を制御するエネルギーマネジメントの仕組みが必要となります。さらに、一日の走行に必要な充電量を確保しなければ稼働に影響がでることから、稼働と充電を両立するEV充電計画の最適化が必要でした。

主なご支援内容
その課題を一気に解決したのが「エモプラっと」でした。「エモプラっと」は商用EVおよび付帯設備の導入コンサルティングサービス、充電器周辺設備の設置、商用EV稼働マネジメントシステム「エモ助」をパッケージ化するものです。

日野 デュトロ Z EVへの充電中の様子
三菱 ekクロスEV(写真手前側)
三菱 MINICAB EV
ダイヘン製 自立型充電器
ダイヘン製 壁掛型充電器

最適なエネルギーマネジメントをマルチベンダーで実現
商用EV稼働マネジメントシステム「エモ助」の導入により、走行計画に基づく最適な充電計画や、車両の電池残量や状況を把握できるダッシュボードなど、日々の商用EVの稼働をサポート致しました。

エモ助のシステム概要図

導入後の成果
9月9日より大分東センターさまへ段階的に配送用電気自動車(EV)トラック・乗用車が納車され、以降、本格的に運用開始されております。
EV車両およびEVマネジメントシステムの導入により、環境面はさることながら、拠点ピーク電力の抑制にも効果が現れております。

担当者コメント
CUBE-LINX カスタマーソリューション部 マネージャー
内山 大佑

この度、大分東センターさまの充電インフラ設備他導入についてお任せいただき、
稼働に極力支障がない様、充電インフラおよびシステム導入に努めて参りました。
大分東センターさまを基点に今後もグリーンコープ生活協同組合おおいたさまのカーボンニュートラル実現に向け、尽力してまいりますので引き続き宜しくお願い致します。

お客様プロフィール

グリーンコープ生活協同組合おおいた

本部所在地
大分市高城西町32-36
URL
https://www.greencoop.or.jp/area/oita/