導入事例詳細
大阪大学大学院工学研究科
モビリティシステム共同研究講座 様
モビリティシステム研究に活用—大学研究機関でのEVトラックレンタル利用
導入の背景
科研費プロジェクト「物流の脱炭素化に向けた電力と交通を融合した電気自動車のネットワーク解析理論の構築(研究代表者:坂井勝哉特任講師)」では、物流や人流における交通ネットワーク上でのEV充電器の配置と運用の最適化を目的に、電動商用車(EVトラック)を用いた実証実験を企画していました。特に、EVトラックの走行データや荷量による電費の変化などを測定・分析する必要があり、一定期間自由に使えるEV車両を探していたところ、株式会社eVoosterの太田豊代表取締役のご紹介とサポートにより、レンタル利用に至りました。
EVトラックレンタルサービスを選んだ理由
・短期間から利用可能なフレキシブルなレンタルプラン
・最新のEVトラックを用意しており、商用利用に近い条件での実験が可能
・研究機関との連携に柔軟に対応できるサポート体制(車両や充電器の知識が豊富な『トラック屋×電気屋の専門集団』)
ご利用内容
・車両タイプ:日野自動車デュトロZEV(積載量1t)
・主な用途:公道での資材輸送、荷量変化に伴う電費の検証、回生ブレーキの効果測定

導入後の効果と今後の展望
太田社長によるデータ取得に関するノウハウと手厚いサポートのおかげで、短期間ながら、想定以上に高精度なデータが得られた。研究成果の一部を学会で発表予定であり、さらに他車種でも継続的な連携を期待している。単なる車両レンタルにとどまらず、パートナーとして寄り添ってくれた姿勢が印象的だった。
—大阪大学大学院工学研究科 モビリティシステム共同研究講座 坂井特任講師—
普通免許で運転でき、小型で小回り効く割に積載量が十分に確保でき、環境性に優れる特長があるDutro Z EVは、将来の都市・地域の物流を担うEVトラックであることを実感できました。回生・充電性能も良好で作り込みの本気度を実感できるEVトラックでした。
—株式会社eVooster 太田代表取締役—

【レンタルサービスに関するお問い合わせ先】
株式会社CUBE-LINX
カスタマーソリューション部:レンタルサービス窓口
電話番号(代表): 050-1808-5821
ウェブサイト: お問い合わせ – CUBE-LINX
南関東日野自動車株式会社
営業企画部・CASE事業部:レンタルサービス窓口
電話番号:03-3578-3941
メールアドレス:salesplanning@mkanto-hino.co.jp
ウェブサイト: https://www.mkanto-hino.co.jp/
担当者コメント
カスタマーソリューション部 マネージャー
飛田 直樹
今後も研究機関とのコラボレーションを通じて、EVトラックの新しい活用方法や社会課題解決などに貢献できればと考えております。これからもEVに対する不安や課題をサービスやサポートを通じてEV社会実現に向けて活動していきたいです。
お客様プロフィール
大阪大学大学院工学研究科
本部所在地:大阪府吹田市山田丘2-1